でも噂通りの効果があるのか納得したうえで買いたい。。
あなたも「立って仕事をするだけでそんな効果ある?」と、スタンディングデスクへの効果に疑問を持っているのではないでしょうか。
このサイトでは、口コミや研究結果などを用いてスタンディングデスクの効果を解説していきます。
目次
スタンディングデスクとは|立って使う机のこと

スタンディングデスクを購入する人の多くは、仕事などで座りすぎて身体への負担を感じるようになったことがきっかけみたいです。
ここでは、座りすぎによる悪影響やスタンディングデスクの種類などを解説します。
座りすぎが身体・生産性に悪影響を与える
座りすぎによって身体の痛みを訴え、スタンディングデスクを購入する人が増えていますが、座りすぎによる影響は身体の痛み以外にもあります。
主な影響は以下4つです。
- がんで死亡するリスクが高まる
- 肥満や糖尿病、高血圧の原因になる
- 腰痛の原因になる
- 生産性が低い
これらを論文や厚生労働省が出している研究結果などをもとに解説していきます。
悪影響① がんで死亡するリスクが高まる
長い時間座り続けているとがんのリスクが高まる可能性があるとの研究結果が医学誌JAMAで発表された。
引用元:CNNホームページ
研究結果は、研究に参加した人たちに追跡装置を付けて行動量の計測をしたり、追跡調査を経て癌などの健康状態を把握したりする客観的なデータに基づいて導き出された結論です。
悪影響② 肥満や糖尿病、高血圧の原因になる
健康増進施設などで運動プログラムを定期的に実施していても座りすぎて、生活の中で座りすぎている場合は、座りすぎていない人と比較して、寿命が身時悪、肥満度が高く、2型糖尿病罹患率や心臓病罹患率が高いことが報告されています
引用元:厚生労働省ホームページ
驚きなことに、普段運動する習慣があったとしても、仕事などでずっと座り続ける生活を送っていたら、座りすぎていない人と比べて肥満度が高かったり糖尿病になるリスクが高まるということです。
このことからも、”仕事中でもいかに座りっぱなしの時間を減らすか=こまめに動くようにするか”を考えることが重要であると分かります。
悪影響③ 腰痛の原因になる
東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科の繁成剛 教授は、「腰痛」の原因のひとつとして「長時間にわたる座位の姿勢」が問題だと指摘します。
引用元:東洋大学ホームページ
最初の方は背筋を伸ばしていたのに、長時間座り続けると疲れてきて今にも椅子から落ちそうなこんな姿勢になることありませんか?

そうすると、人間の上半身を支えてくれる腰椎にある”椎間板”が変形して神経を圧迫してしまいます。
これが腰に痛みを感じる原因なのです。
私自身、だんだん椅子に浅く腰かけ、背もたれに上半身の体重を全てかけるような姿勢になってしまい、腰痛が悪化したことが何度もあります。
悪影響④ 生産性が低い
座りすぎの労働影響について,横断研究ではあるものの就業中の座位時間割合の高さと生産性(仕事の効率)およびワーク・エンゲイジメントの低さが有意に関連することが明らかにされた。
仕事中にずっと座っていると、ぼーっとしてきたり眠くなってきたりすることはありませんか?
単に集中力の問題かと思いきや、座りすぎていることが原因という見方もあるんです。
スタンディングデスクの効果を発揮するための正しい使い方
立ったままでいても今度は足への負担が大きくなってしまうので、立ちっぱなしも良くありません。
労働科学研究所(と岡村製作所)が実験室で行った、仕事中の姿勢が身体に与える影響を検証した試験によると、座りっぱなしや立ちっぱなしと比べて、「座り時々立ち仕事」が眠気、むくみ、疲労を抑制することがわかりました。
引用元:株式会社オカムラホームページ
この引用にもありますが、座り時々立ち仕事を心掛けるようにしましょう。
そうすれば身体への負担だけでなく、眠気などの生産性の低下も防ぐことができます。
スタンディングデスクは必要か
立つことは運動のほんの入り口なので、座った状態とさして変わらないと思うかもしれませんが、大いに変わります。立ち上がりでは、姿勢を維持するためにふくらはぎなどの脚の筋肉が動員され、筋収縮が起こります。逆立ちしたときに腕がプルプルと震えだす状態を思い出してください。「立つ」動作は、これとは逆に足に全体重が乗り、相当な負荷がかかります。ゆっくり立ち上がれば、筋肉への刺激量が増え、運動効果を高めることもできます。できれば、30分に1回は立ち上がっていただたいものです。立ち上がったら、また座って結構です。
座って使う机を使っていたら立つ動作がほとんどないと思います。
しかしスタンディングデスクなら、通常は立ち姿勢でいて疲れたら座る。ちょっと元気になったらまた立って作業するという運動ができるのです。
また、座りすぎによる身体への悪影響は、専門家が研究するほど問題になっていて座りすぎ問題を解決するためにスタンディングデスクを推奨しています。
デスクワーカーの座りすぎに警笛を鳴らし,世界各国の専門家らの議論を踏まえ,座りすぎ対策に関する声明が公表されている。具体的には,就業時間中に少なくとも合計2時間はデスクワークに伴う座位行動を減らし,低強度の活動(立って軽く歩いたりする等)に充てることや,それらの実現のために,スタンディングデスクやワークステーションを有効活用すること等を奨励している。
スタンディングデスクのタイプ
スタンディングデスクは主に次の2つのタイプがあります。
- 卓上タイプ
- THE 机タイプ
このなかでもさらに、
- 高さが固定されているタイプ
- 高さの調整が可能なタイプ
があるので、これらを自分の好みにかけ合わせて最適なものを選ぶことができますよ。
利用頻度や部屋の広さとの兼ね合いであなたにぴったりなタイプのスタンディングデスクを購入すると良いでしょう。
タイプ① 卓上タイプ×高さが固定されているタイプ
※上の画像の商品は10cmほど高さ調整できます。
机の上に載せる机ということで、部屋が狭くてデスクを置く場所を確保できない人にいいです。
しかし高さの調整ができないので、自分好みの高さか否かを購入前に確認する必要があります。
タイプ② 卓上タイプ×高さの調整が可能なタイプ
これは私が買ったのと同じスタンディングデスクです。
机の上に載せる机です。高さの調節ができるので、自分のちょうどいい高さに合わせることができるのが推しポイントです。
タイプ③ THE 机タイプ×高さが固定されているタイプ
これは立って作業することに特化したスタンディングデスクです。
場所を取ってしまうデメリットがありますが、最近ではおしゃれなデザインのデスクも販売されているのでインテリアとして活用できる場面もあるかもしれません。
タイプ④ THE 机タイプ×高さの調整が可能なタイプ
これは近頃オフィスで導入され始めているタイプです。部屋に設置するスペースがあり、自分以外の家族も使う場合は高さ調節ができるこちらのタイプが良いでしょう。
スタンディングデスクの効果|口コミや研究結果、私のレビューも紹介

私のようにスタンディングデスクの効果を実感している人は結構いるようですが、研究ではそれ以上の効果が認められていることもあります。
ここでは、スタンディングデスクによる効果として考えられそうなものに対して、私が感じた効果やほかのユーザーの口コミ、研究結果などを用いてスタンディングデスクの効果の真相を紹介していきます。
スタンディングデスクによる身体への効果
私の実感 | 口コミ | 研究結果 | |
---|---|---|---|
身体の痛み改善 | ○ | ○ | ○ |
冷え性改善 | ー | ○ | ー |
肥満防止 | ー | ー | ー |
スタンディングデスクの1番の効果は身体の痛みが改善することです。
身体の痛み以外にも効果を感じたという話やこんな効果もあるのかな?というものも口コミや研究結果をまとめました。
身体への効果① 身体の痛み改善
私のように腰痛が改善したという人以外にも、肩こりや尻痛が解消したという人もいます。
https://twitter.com/chanyuu_gekioko/status/1354731676497141769?s=20
また、スタンディングデスクによって腰の痛みがなくなるということは研究によって明らかにされています。
オカムラによれば「2時間座り仕事を続けるよりも、1時間ごとに10分から40分の立ち仕事を加えたほうが、『腰の痛み(違和感)』に対する自覚症状が軽減するという研究結果が出た」という(公益財団法人 大原記念労働科学研究所と岡村製作所の共同実験より)。
引用元:日経ビジネスホームページ
身体への効果② 冷え性改善
しかし、冷え性が改善したという人はいるようです。
昇降デスクになってからは、寒い!と感じたときは立つようにしています。血行よくなって体があたたまるので、ひざ掛け&ストールの使用率も減りました♪
(中略)
※こちらに関してはあくまでも個人的な感想です。
個人差がかなりあるかと思われますので、あくまでも
参考程度に見ていただけば幸いです。
こちらはあくまで一個人としての感想のようです。
しかし私としては、これは一理あると思います。
立ち姿勢によって足に力が入ることで、第二の心臓と言われているふくらはぎが下半身にたまった血液を心臓に戻すポンプの役割をしてくれるからです。
人の血液は体内で作られた熱を全身に伝えることで身体全体を温めてくれます。
しかしずっと動かない状態が続くと、この血流が悪くなってしまい冷え性の原因になりかねないのです。
※私の一個人としての見解です。参考までに。。
身体への効果③ 肥満防止
座りすぎが肥満の原因になりかねないなら、立てばいいんじゃない?という声も聞こえてきそうですが、肥満防止につながったという口コミや研究結果は見つかりませんでした。
スタンディングデスクによる作業(仕事など)への影響
私の実感 | 口コミ | 研究結果 | |
---|---|---|---|
眠気防止 | ○ | ○ | ー |
集中力アップ | ○ | ○ | ー |
作業効率アップ | ー | ○ | ー |
スタンディングデスクが作業に与える影響についての研究結果は、残念ながら見つけることができませんでした。
しかし私もそうですが、Twitterなどの口コミでは効果を実感する声が多かったです。
作業への影響① 眠気防止
朝一やお昼ご飯を食べた後、うとうとしてしまうことはありませんか?
スタンディングデスクを使って立ち姿勢で作業をし、疲れたら座るという動作を繰り返していると身体を適度に動かすことになりますから眠気を感じません。
スタンディングデスク(自作)で作業をするようになってから約3ヶ月
座りながら勉強していた頃は、途中で意識が薄れて困っていたが、立ち作業に変えてからは眠くなることが “全くない”
勉強中に眠くなってしまう学生の方はスタンディングデスクで勉強してみると人生が変わるかも pic.twitter.com/yQ7l1XeW1x
— EYE パレオな高校生 (@EYE_1840) January 22, 2021
作業への影響② 集中力アップ
午前中は読書して、好きな方のYouTube LIVEがあったので、視聴してました。
座ってばかりなので、レンジの上にパソコン置いて、立ったまま観たところ、集中力が増した気がします✨(疲れるので途中座りながらですが)
スタンディングデスクもありだなと気づいた午前中でした☺️
— すばる@サイドFIRE達成する公務員 (@Pleiadesfire) January 23, 2021
https://twitter.com/namixwave/status/1351460328802979842?s=20
作業への影響③ 作業効率アップ
私は作業効率アップを実感できていませんが、企業(楽天株式会社)でスタンディングデスクを導入し社員にアンケート調査を行ったところ、スタンディングデスクによって仕事の効率がアップしたと実感している人の割合は多いようです。
同社の社内アンケート調査では、Swift導入後、82%の社員が仕事の効率が「よくなった」「ややよくなった」と回答している。集中力が増したという社員もいる。
引用元:株式会社オカムラホームページ
※「Swift」は株式会社オカムラが提供しているスタンディングデスクの製品名です。
上下昇降式なので、社員の伸長に合わせて高さを調節できます。
また、”スタンディングデスクが作業効率アップにつながる”というのは、次のような考え方があるようです。
まずは次の活動姿勢である「立つ」ことが重要といえます。「立つ」ことで次の「歩く/動く」ハードルが低くなる効果もあります。
引用元:株式会社オカムラホームページ
まとめ|身体の痛みが改善される効果があるのは間違いなし!!
研究結果の紹介はできませんでしたが、私を含め多くの利用者が眠気防止や集中力持続効果を実感しています。
良かったらあなたもスタンディングを試してみてください!
