- ピルを飲み始めて良かった
- ピルの副作用<PMSのツラさ
私は、ピルを飲んでPMSは和らぎましたが、ピルを飲み忘れてヒヤッとしたこともありました…。
この記事では、飲み始めて1か月でどのような効果が表れたのか、飲み忘れた時の影響などを詳しく紹介します。
目次
この記事を読む前に必ず読んでください

この記事は、医師による監修をしておりません。
ピルに関する記事を書くことになったきっかけは、私がピルを服用する前にピルを飲んでいる人が身近におらず、情報を聞きたくても聞けないという環境だったことです。
”もし当時の私と同じような立場の人がいるなら、少しでも参考になるような情報を届けたい”という思いから「体験記」として書いています。
人それぞれの体質や主治医の見解は異なるので、ピルがあなたに合わないことや、あなたを担当する医師がこの記事と異なる見解を示す可能性がありますがご了承ください。
私のPMS ~悪化してアルバイトにも支障が…

私がPMSの症状を含めて生理で困っていたことは、
- 体が怠い
- 眠い
- 無性にイライラする
- 腹部に鉛が入っているような痛み
- 生理周期が不安定
です。
元々、心身問わず生理に悩まされていましたが、何とか生活はできるほどだったので、初経前とは特に変わらぬ生活をしていました。
しかし、1年ほど前からPMSが悪化して
- 気持ち悪くなる
という症状が出始め、アルバイトの業務に集中できないことが多くなっていました。
これが、”生理に対抗する策は無いか!?”と考えるようになったきっかけです。
私が処方してもらったピル!医師から教わる注意点と副作用

上の画像が、私が処方してもらったピル、
FREWELL(フリウェル配合錠ULD「あすか」)
というものです。
効能効果
月経困難症
用法用量
1日1錠を毎日一定の時刻に21日間経口投与し,その後7日間休薬する.以上28日間を投与1周期とし,出血が終わっているか続いているかにかかわらず,29日目から次の周期の錠剤を投与し,以後同様に繰り返す.
〈医療用医薬品:フリウェル〉
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00067662


【注意点】服用前に言われた4つの心得
お医者さんからは、
- 経口避妊薬ではないこと
- 脱水に気を付けること
- ずっと同じ姿勢でいないこと
- 他の医療機関で’トラネキサム酸’を処方してもらわないこと
の4点を確認・注意喚起されました。
”経口避妊薬でないこと”については、たまに「ピル=避妊薬」のイメージを持っている人がいるそうなので、月経困難症に効果のあるお薬であることを確認されました。
”脱水に気を付けること”と”ずっと同じ姿勢でいないこと”に関しては、ピルで一番恐れられる副作用、’血栓’の予防策として注意されました。
”他の医療機関で’トラネキサム酸’を処方してもらわないこと”については、この薬は血栓を安定化する恐れがある*ので注意喚起されました。
*トラネキサム酸錠250mg「YD」https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3327002F1169_2_03/
【血栓症とは】
血栓とは血管の中で血が固まり、つまってしまう状態です。
心筋梗塞や脳梗塞、肺梗塞という病名のほうがわかりやすいかもしれません。
ピルは血栓症の確率を2〜3倍にします。
でも、30才の女性であれば2万人にひとりしか起きません。
ピルを飲むほとんどの方にとっては問題になることはありません。
引用:ジャスミンレディースクリニック
【副作用】どれくらい続く??どういう症状??症状の重さは??
ピルを処方してもらった時にお医者様からパンフレットを頂き、それに沿ってピルの副作用についての説明を受けました。
そこでは、「飲み始めの注意」として、
飲み始めて1~2か月は、次のような症状がおこることがあります。
- 不正性器出血
- 頭痛
- 吐き気・嘔吐
- 腹部の痛み
- 乳房の張り
- など
多くの場合は、飲み続けることによって軽減、消失します。ただし、症状がひどい場合や長く続く場合は、医師に相談してください。
引用:『フリウェル配合錠 LD・ULD「あすか」をお飲みになる方へ』
と記載されていました。
副作用が落ち着くまでの期間は人それぞれです。
ほとんど副作用がなかったという人もいれば、1年くらい副作用と向き合うという方も中にはいるとのことです。
1か月経過記録 ~ピルを飲み始めてからの心身の変化~

慣れないピル生活で、この1か月は副作用の心配や飲み忘れなど、困ったこともありました…。
ここでは1か月の経過を紹介します!
”PMSのツラさvsピルの副作用” どちらの方が軽かったのか!?
私のPMSは改善!ピルの副作用は少しあり…
ここでは、ピルを飲んだことで、”PMSにどのような変化があったか”、”副作用による心身への負担はどのようなものだったか”を説明していきます!
ピルを飲むことによる身体やPMSの変化
もともと悩まされていた生理による症状が、”改善されたか・変化がなかったか”は下のとおりです。
眠気や怠さも、これから良くなればな~
ピルを飲むことによる副作用は??
私の副作用は、次の3つです。
- 不正出血
- 水分不足を感じた=喉が渇きやすい
- 朝食を抜いたら気持ち悪くなった
①の不正出血に関しては、ピルを服用し始めて6日間ほど少量の出血がありました。
②の喉の渇きや③の気持ち悪くなった件に関しては、規則正しい生活習慣を心掛けなかった自分の責任です…が、裏を返せば、薬そのものが合わなかったというより、自分が気を付ければ良い話なので、私はそこまでこれら2つの副作用を重視していません!
ピルの飲み忘れ -1度やらかしてしまった飲み忘れ…
特に異状なし
ピルを飲み始めて12日目…。
飲み忘れてしまいました…。
私はいつも、0時頃にピルを服用する習慣にしていましたが、この日はすっかり忘れて寝てしまい、飲み忘れに気が付いたのは14時間後でした。
ピルを処方してもらった時に、「1日分を飲み忘れたらすぐに飲むように」言われていたので、言われた通りにしました。
そのためか、特に不正出血などの症状が現れることなく済みました。
【失敗から考えた!らんらんの”ピルのみ忘れ防止策”!】
朝起きたら、枕の上にピルを置く。
寝る前(0時頃)に枕の上のピルに気が付き、服用する。
服用後すぐに、翌朝必ず目に入る机の上に置く。
という流れを繰り返すようになりました。
あなたも、自分の飲む時間に応じて、ピルを飲み忘れない方法を考えてみてくださいね!
1か月検診ー21日間のピル服用を続けて
ピルを処方してもらった時に、”休薬期間にまた来てください”と言われていました。
診察では、ピルを飲んでPMSの状態に変化は見られたか、副作用はあったのかなどを聞かれましたが、「特に薬が合わないということもなさそうだから継続するように」と言われました。
さらにさらに!!
ピルを飲み続けると、肌荒れにも効いてくる!
私は生理のたびに顔にニキビができてしまいますが、吐き気などに比べればなんてことないと思い気にしていませんでした。
しかし、お医者さんが、「今ニキビができているのは、生理の影響ですかね? 3か月くらいしたら、肌荒れにも効いてくると思いますよ~」とおっしゃっていました!
【まとめ】ピル生活1か月目は良好!PMSが和らいで気持ちも楽に!!

ピルの服用前は、ピルの知識がなかったので不信感しかありませんでしたが、飲んでからは、”もっと早くにピルの存在を知っていれば…”という気持ちでいっぱいです。
ピルを飲み始めてからの心身の変化を例えるなら、今まで1か月かけての山登りと山下りで疲れていたのが、今では平たんな道をずっと楽に歩いている感じ!です。
いつも生理前になると体調が悪くなって憂鬱になり、生理が終わると絶好調!という状態を繰り返していましたが、ピルを飲み始めてからはこういった波がなくなりました。
そのため、
できる女子
生理の時でも普段と変わらない仕事のパフォーマンスを発揮したい!
という人にもおすすめです!
